こんにちは、B-K(@analyzesiraberu)です。
また、新しいリファラスパムが記録されました。
”ranking2017.ga”といういかにもランキングサイトからの参照で訪れたっぽく装っていますが、実際にはリファラスパムでした。
この”ranking2017.ga”からのリファラスパムは、参照(リファラ)のリンクをクリックすると、リダイレクトされるので注意が必要です。
そこで、Googleアナリティクスの参照(リファラ)に記録された“ranking2017.ga”について調べた内容とGoogleアナリティクスでのフィルタ除外設定方法です。
ranking2017.gaからのアクセス記録
2016年7月18日に運営している複数のサイトのGoogleアナリティクスの参照(リファラ)に、この”ranking2017.ga”が記録されました。
リファラスパムを見つけるためのGoogleアナリティクスのアカウントのビューにも記録されたので、この”ranking2017.ga”がリファラスパムなのは確定しました。
この日以降は、一応記録されていません(執筆時点)が念のためこのリファラスパムについて調べてみました。
アクセスしてくる国
この”ranking2017.ga”を経由してアクセスしてきた国は、”イギリス”からとなっています。
このリファラが記録されているGoogleアナリティクスのビューでは、全てが”イギリス”からとなっています。
その他の記録されている情報
Googleアナリティクス上で”ranking2017.ga”が記録している他の情報です。
- 言語:en
- OS:Linux
- ブラウザ:Firefox
- ホスト名:www.krvgu.org、www.blwhmaskjng.cn、www.xwzgpvtse.euなど様々(適当なホスト名を記録しているかと)
- ランディングページ:トップページ
- ネットワークドメイン:voxility.com
となっています。
最近のリファラスパムは、ネットワークドメイン名が”voxility.com”になっているのが多いですね。
また、ランディングページがトップページになっていますが、ページタイトルが”not set”として記録されます。
ranking2017.gaをaguse.jpで調べてみた結果
直接リンクを踏むのは危険なので、aguse.jpで”ranking2017.ga”について調べてみました。
”外部にリダイレクトされています”の文字が表示されています。
そして、実際に表示されるサイトのURLの部分に、アマゾンのURLが表示されています。
ただし、URLの後ろにアマゾンアソシエイトのタグが埋め込まれているので、このリファラスパムの目的は、リファラをクリックさせてアフィリエイトスパムを行おうとしているのでしょう。
(追記 2016/07/26)
ネットワークドメインを指定して、まとめてフィルタ除外設定をする場合には、下記記事を参考にして下さい。
[sankoukizi] ネットワークドメインを指定してリファラスパムを除外設定する方法!
ranking2017.gaをフィルタ除外設定する方法
参照ドメインによるフィルタで除外する設定を行います。
簡単に説明しているので、詳しく知りたい方は参考記事を読んでみて下さい。
参考記事 リファラスパムにうんざり!Googleアナリティクスでフィルタをかけて除外する!
Googleアナリティクスのフィルタを使って”ranking2017.ga”のアクセス記録を除外します。
- Googleアナリティクス上のビュー内のフィルタをクリックします。
- 新しいフィルタを作成を選択します。
- フィルタ名を記入します。(自分でわかりやすいフィルタ名でいいです。)
- フィルタの種類でカスタムをクリックします。
- 除外を選択状態にして(デフォルトのまま)、フィルタフィールドに参照を選択します。
- フィルタパターンに”ranking2017.ga”を記入します。
- 保存をクリックして完了です。
上記、フィルタ除外設定で”ranking2017.ga”からのリファラスパムのアクセス記録を除外出来ます。
※フィルタ除外設定を行ってから、リファラスパムのアクセスが記録されなくなります。今現在のリファラスパムのアクセス記録は残ってしまうので注意しましょう。(設定当日分のリファラスパムのアクセス記録は除外される事が多いです。)
また、リファラスパムのフィルタ除外をする場合にはビューを複数作成しておいた方がいいです。
まとめ
新しく”ranking2017.ga”がGoogleアナリティクスのリファラとして記録されましたが、実際にはリファラスパムでした。
参照(リファラ)をクリックすると、アマゾンサイトへスパマーのアソシエイトタグを埋め込んだ形でリダイレクトされるので注意が必要です。
このリファラスパムは、トップページにランディングしたように見せて、ページタイトルをnot setとして記録してしまうので、フィルタ除外設定で除外するのをオススメします。
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