こんにちは、B-Kです。
前回の記事(リファラスパムにうんざり!Googleアナリティクスでフィルタをかけて除外する!)でフィルター設定してもすり抜けてくるドメイン名がありました。
free-share-buttons.comのリファラスパムは、Googleアナリティクスのフィルターをすり抜けてスパムを行ってきたので、さらにそのGoogleアナリティクスでの対処方法を個別に記事にしました。
Googleアナリティクスのフィルターをすり抜けてくる
前回の記事内で設定したフィルターからの参照先に画像にある参照元ドメイン名を指定してフィルター除外する方法でした。
前回の記事:リファラスパムにうんざり!Googleアナリティクスでフィルタをかけて除外する!
しかし、「free-share-buttons.com」は、その設定をしてもすり抜けてくるのでさらに対策を行ってみます。
ちなみに、リファーラースパムの多くは、ほぼ直帰率100%・平均セッション時間も0秒とアクセス解析をする上での数字を乱してくれます。
アクセス解析をしてそのデータを活用しWebサイトの充実を図ろうとする場合に、とても迷惑な存在となるので出来るだけ早く記録を残さないように設定したい所です。
Googleアナリティクスのフィルター設定
Googleアナリティクスのアクセス地域を見る
Googleアナリティクス上のアクセス地域の欄を見ると、どの国からアクセスされたかが解ります。
そして、言語の欄を見ると「not set」という表示があります。
「not set」の場合、ほぼ意識的に言語を隠してアクセスしてきた場合にしか記録されないので、そんなアクセス自体の記録は不必要となります。
また、直帰率や平均セッション時間を見てもリファラースパムの行動と一緒になるのでこの「not set」を記録している物をアクセス解析上からフィルターを掛けて排除します。
(2015/12/01 追記)
言語設定の部分の”not set”を利用してフィルタ除外するよりも、ホスト名の”not set”を利用して除外した方が除外精度が高くなります。
この記事を参考にした方が効率が良いです。
[sankoukizi] Googleアナリティクスで98%以上のスパム記録を除外する方法!
Googleアナリティクスのフィルター
Googleアナリティクスのビュー設定のフィルタの項目内で設定します。
新しいフィルタのボタンをクリックして、設定項目を指定していきます。
もし、このビューの部分が解らなければ、前回の記事を先に見ておくといいです。
前回の記事:リファラスパムにうんざり!Googleアナリティクスでフィルタをかけて除外する!
Googleアナリティクスのフィルター(指定言語を除外)
フィルタの種類は、カスタムを選択します。
除外の部分で、フィルターフィールドを「言語設定」を選択します。
そして、フィルターパターンの中に「not set」と書きます。
あとは、保存して完了になります。
注意するのは、フィルターパターンに書く「not set」。
半角英数字でnot、そして半角スペースを入れて半角英数字で「set」となります。
特に半角スペースを間違って全角スペースで入れてしまったりしては、フィルター除外が上手く機能しないので注意して下さい。
まとめ
前回のリファラースパム対策(参照先を対象外にする設定)でフィルターをすり抜けてくる「free-share-buttons.com」に対する対策方法になります。
フィルターの言語設定で「not set」を除外してからは、現在「free-share-buttons.com」のリファラースパムは記録されていません。
しかし、このリファラースパムはあの手この手でアクセス解析のデータを汚しにくるので常に気付いたら対策していく必要があります。
コメント