こんばんは、B-K(@analyzesiraberu)です。
新しいリファラスパムの”getlamborghini.ga”がGoogleアナリティクスに記録されました。
運営している複数サイトのGoogleアナリティクスに記録され、また、リファラスパムを見つけるためにアカウント作成してプロパティのみ作成してあるビューにも記録されているのでリファラスパムなのは確定です。
ホスト名がnot set等でリファラスパム対策してある場合にも記録されているので、個別にフィルタ設定する必要があります。
参考記事 Googleアナリティクスで98%以上のスパム記録を除外する方法!
そんな複数サイトのGoogleアナリティクスのビューにアクセスの足跡を残している”getlamborghini.ga”というリファラスパムを調べた内容とフィルタ除外設定方法です。
getlamborghini.gaからのアクセス記録
2016年5月19日に運営している複数サイトのGoogleアナリティクスのビューに”getlamborghini.ga”は記録されました。
ほとんどのサイトのGoogleアナリティクスの参照(リファラ)に記録されています。
また、リファラスパムを見つけるためにアカウント作成してプロパティのみ作成してあるビューにも記録されているのでリファラスパムなのは確定です。
記録されているセッション数が5のサイトや1のサイトがある状態ですが、さらに今後増えてくる可能性があるので対策が必要です。
アクセスしてくる国
この”getlamborghini.ga”を経由してアクセスしてくる国は、”イギリス”と記録されています。
他のサイト上の記録でも”イギリス”からとなっています。
その他の記録されている情報
Googleアナリティクス上で”getlamborghini.ga”が記録している他の情報です。
- 言語:en
- OS:Linux
- ブラウザ:Firefox
- ホスト名:様々なホスト名が記録されています。
例 www.ehcmrrhe.com、www.ipmte.it、www.izfedqjdp.br、www.mdlyu.org、www.oltyip.orgなど他にも多数 - ランディングページ:トップページ
- ネットワークドメイン:voxility.com
となっています。
この”getlamborghini.ga”がアクセスしてくるトップページは、ページタイトルが”not set”状態で記録されます。
getlamborghini.gaをaguse.jpで調べてみた結果
直接、Googleアナリティクス上に記録されているリファラのリンクをクリックして、”getlamborghini.ga”へアクセスするのは危険なので、aguse.jpを使って調べてみました。
aguse.jpの画面上に、”外部にリダイレクトされています。”の文字が表示されました。
リダイレクト先は、”http://www.the67steps.com/flow.php?lp=FS-3836&hop=kingfranek”となっていました。
getlamborghini.gaのスクリーンショット
もし間違って、”getlamborghini.ga”のリンクをクリックしてアクセスしてしまったら上記画面が表示されると思います。
外部へリダイレクトされるので、サイトにどのような罠が仕掛けられているか判らないので興味本位でアクセスしないようにしましょう。
もし、アクセスしてしまったら、ブラウザのクッキーや履歴等を削除する事をおすすめします。
Googleアナリティクスのデータ精度を狂わされてしまうので、フィルタ機能でこの”getlamborghini.ga”の記録を除外設定します。
(追記 2016/07/26)
ネットワークドメインを指定して、まとめてフィルタ除外設定をする場合には、下記記事を参考にして下さい。
[sankoukizi] ネットワークドメインを指定してリファラスパムを除外設定する方法!
getlamborghini.gaをフィルタ除外設定
参照ドメインによるフィルタで除外する設定を行います。
Googleアナリティクスのフィルタを使って”getlamborghini.ga”のアクセス記録をビューから除外します。
- Googleアナリティクス上のビュー内のフィルタをクリックします。
- 新しいフィルタを作成を選択します。
- フィルタ名を記入します。(自分でわかりやすいフィルタ名でいいです。)
- フィルタの種類でカスタムをクリックします。
- 除外を選択状態にして(デフォルトのまま)、フィルタフィールドに参照を選択します。
- フィルタパターンに”getlamborghini.ga”を記入します。
- 保存をクリックして完了です。
※フィルタ除外設定を行ってから、リファラスパムのアクセスが記録されなくなります。今現在のリファラスパムのアクセス記録は残ってしまうので注意しましょう。(設定当日分のリファラスパムのアクセス記録は除外される事が多いです。)
また、リファラスパムのフィルタ除外をする場合にはビューを複数作成しておいた方がいいです。
まとめ
Googleアナリティクスの参照(リファラ)に”getlamborghini.ga”が記録されましたが、リファラスパムを見つけるアカウントのビューにも記録されたのでリファラスパムなのは確定です。
最近のリファラスパムと同じような情報が記録されて、ネットワークドメインがvoxility.comになっているのが特徴のリファラスパムです。
また、アクセスされたページタイトルがnot set状態になるのも特徴です。
このリファラのリンクをクリックすると別のサイトにリダイレクトされてしまうので、リファラのリンクをクリックしないようにしましょう。
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