こんばんは、B-K(@analyzesiraberu)です。
またまた、新しいリファラスパムの”smartphonediscount.info”がGoogleアナリティクスに記録されました。
運営している複数サイトのGoogleアナリティクスに記録され、また、リファラスパムを見つけるためにアカウント作成してプロパティのみ作成してあるビューにも記録されているのでリファラスパムなのは確定です。
ホスト名等でリファラスパム対策してある場合にも記録されているので、個別にフィルタ設定する必要があります。
参考記事 Googleアナリティクスで98%以上のスパム記録を除外する方法!
そんな複数サイトのGoogleアナリティクスのビューにアクセスを残している”smartphonediscount.info”というリファラスパムを調べた内容とフィルタ除外設定方法です。
smartphonediscount.infoからのアクセス記録
2016年4月19日に運営している複数サイトのGoogleアナリティクスのビューに”smartphonediscount.info”は記録されました。
ほとんどのサイトのGoogleアナリティクスの参照(リファラ)に記録されています。
また、リファラスパムを見つけるためにアカウント作成してプロパティのみ作成してあるビューにも記録されているのでリファラスパムなのは確定です。
どのサイトもセッション数は1だけですが、今後どれ位増えるのかはわかりません。
アクセスしてくる国
この”smartphonediscount.info”経由でアクセスしてくる国は、”アメリカ”と”イギリス”となっています。
実際にサイトへアクセスしてきているわけでは無いでしょうが。
最近のリファラスパムを行ってくるのは、このパターンが多いです。
その他の記録されている情報
Googleアナリティクス上で”smartphonediscount.info”が記録している他の情報です。
- 言語:en
- OS:Linux
- ブラウザ:Firefox
- ホスト名:様々なホスト名が記録されています。
例 www.tzaqmehniono.fr、www.femfknzjvei.it、www.mvzlebbkfe.ru、www.clgvw.itなど他にも多数 - ランディングページ:トップページ
- ネットワークドメイン:voxility.comもしくは、(not set)
となっています。
この”smartphonediscount.info”がアクセスしてくるトップページは、ページタイトルが”not set”状態で記録されます。
その他の情報の構成は、他のリファラスパムが記録してきている状態ととても似ています。と同じです。
[sankoukizi] makeprogress.gaはリファラスパム!最近のリファラスパムと同じ手口
[sankoukizi] getrichquickly.infoはリファラスパム!以前のリファラスパムと同じ手口!
smartphonediscount.infoをaguse.jpで調べてみた結果
直接、Googleアナリティクス上に記録されているリファラのリンクをクリックして、”smartphonediscount.info”へアクセスするのは危険なので、aguse.jpを使って調べてみました。
画面上には、外部へリダイレクトされていますの文字は表示されていません。
実際に表示されるサイトのタイトル部分を見ると、”Opportunity – make money from home work”と表示されています。
表示されているサーバーのIPアドレスを見ると、”144.76.189.18”となっており過去にリファラスパムを行ってきたサーバーのIPアドレスと同じです。
[sankoukizi] makeprogress.gaはリファラスパム!最近のリファラスパムと同じ手口
[sankoukizi] getrichquickly.infoはリファラスパム!以前のリファラスパムと同じ手口!
smartphonediscount.infoのスクリーンショット
もし、Googleアナリティクスの参照(リファラ)から”smartphonediscount.info”へアクセスしてしまった場合には、このような画面が表示されているでしょう。
smartphonediscount.infoが参照に記録された状態だと、その数だけページタイトルが(not set)表示が増えるので、Googleアナリティクスのフィルタによる除外設定を行います。
smartphonediscount.infoをフィルタ除外設定方法
参照ドメインによるフィルタで除外する設定を行います。
Googleアナリティクスのフィルタを使って”smartphonediscount.info”のアクセス記録をビューから除外します。
- Googleアナリティクス上のビュー内のフィルタをクリックします。
- 新しいフィルタを作成を選択します。
- フィルタ名を記入します。(自分でわかりやすいフィルタ名でいいです。)
- フィルタの種類でカスタムをクリックします。
- 除外を選択状態にして(デフォルトのまま)、フィルタフィールドに参照を選択します。
- フィルタパターンに”smartphonediscount.info”を記入します。
- 保存をクリックして完了です。
※フィルタ除外設定を行ってから、リファラスパムのアクセスが記録されなくなります。今現在のリファラスパムのアクセス記録は残ってしまうので注意しましょう。(設定当日分のリファラスパムのアクセス記録は除外される事が多いです。)
また、リファラスパムのフィルタ除外をする場合にはビューを複数作成しておいた方がいいです。
まとめ
Googleアナリティクスの参照(リファラ)に”smartphonediscount.info”が記録されましたが、リファラスパムを見つけるアカウントのビューにも記録されたのでリファラスパムなのは確定です。
最近のリファラスパムと同じような情報が記録されて、ネットワークドメインがvoxility.comや(not set)になっているのが特徴のリファラスパムです。
このネットワークドメインからのリファラスパムが多いので、今度フィルタ除外設定記事を書いてみます。
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