こんにちは、B-K(@analyzesiraberu)です。
また、新しいリファラスパムの”adtiger.tk”がGoogleアナリティクスに記録されました。
運営している複数サイトのGoogleアナリティクスに記録され、また、リファラスパムを見つけるためにアカウント作成してプロパティのみ作成してあるものにも記録されています。
ホスト名等でリファラスパム対策してある場合にも記録されているので、個別にフィルタ設定する必要があります。
[sankoukizi] Googleアナリティクスで98%以上のスパム記録を除外する方法!
そんな複数サイトのGoogleアナリティクスに足跡を残している”adtiger.tk”というリファラスパムを調べた内容とフィルタ除外設定方法です。
(2016/4/1 追記)
このリファラスパムを行ってきている物と同一のリファラスパムも現れているので、一緒にフィルタ除外設定を行っておく事をおすすめします。
[sankoukizi] dd
adtiger.tkからのアクセス記録
2016年3月23日に他に運営している複数サイトのGoogleアナリティクスの参照(リファラ)に記録されました。
また、リファラスパムを見つけるための存在しないサイトのGoogleアナリティクスの参照にも記録されていたのでリファラスパムである事は確定です。
アクセスしてくる国
”adtiger.tk”からアクセスしてくる国は、”イギリス”からが多いですが他のサイトの記録だと”アメリカ”からも記録されています。
実際にアクセスしてきているわけでは無いでしょうが。
他の記録されている情報
Googleアナリティクス上で”adtiger.tk”が記録している他の情報です。
- 言語:en
- OS:Linux
- ブラウザ:Firefox
- ホスト名:様々なホスト名が記録されています。
例 www.afomjea.net、www.cuvzqijxylnc.info、www.lcyckwmkib.au、www.mszxwrpvz.info、www.oofmeg.fr、www.axxzud.cn、www.mdjdre.ru、www.flqwuzh.org、www.ipxvw.org、www.diavnuvruhne.cn、www.drykvgxdx.co.uk、www.ivvmbageeze.net、www.khftupsgdghg.au、www.lsmliwjmet.orgなど他にも多数 - ランディングページ:トップページ
- ネットワークドメイン:voxility.comとcom?
となっています。
この”adtiger.tk”がアクセスしてくるトップページは、ページタイトルが”not set”状態で記録されます。
adtiger.tkをaguse.jpで調べてみた結果
直接、Googleアナリティクス上に記録されているリファラのリンクをクリックして、”adtiger.tk”へアクセスするのは危険なので、aguse.jpを使って調べてみました。
画面上には、外部へリダイレクトされていますの文字は表示されていません。
実際に表示されるサイトのタイトル部分を見ると、”Your free ad on any website up to 1000 displays for free”と表示されています。
adtiger.tkのスクリーンショット
もし間違って、”adtiger.tk”にアクセスしてしまったら上記画像のページが表示されているでしょう。
adtiger.tkのブラックリスト情報
aguse.jpの一番下に表示されているその他の情報にブラックリスト判定結果がありますが、3つのブラックリストで判定結果で”CAUTION”表示されています。
これで、もう完全に”adtiger.tk”はリファラスパムです。
Googleアナリティクスの精度を狂わされてしまうので、この”adtiger.tk”の参照記録をGoogleアナリティクスのフィルタを使って除外設定する方法です。
adtiger.tkをフィルタ除外設定する方法
参照ドメインによるフィルタで除外する設定を行います。
Googleアナリティクスのフィルタを使って””のアクセス記録をビューから除外します。
- Googleアナリティクス上のビュー内のフィルタをクリックします。
- 新しいフィルタを作成を選択します。
- フィルタ名を記入します。(自分でわかりやすいフィルタ名でいいです。)
- フィルタの種類でカスタムをクリックします。
- 除外を選択状態にして(デフォルトのまま)、フィルタフィールドに参照を選択します。
- フィルタパターンに”adtiger.tk”を記入します。
- 保存をクリックして完了です。
※フィルタ除外設定を行ってから、リファラスパムのアクセスが記録されなくなります。今現在のリファラスパムのアクセス記録は残ってしまうので注意しましょう。(設定当日分のリファラスパムのアクセス記録は除外される事が多いです。)
また、リファラスパムのフィルタ除外をする場合にはビューを複数作成しておいた方がいいです。
[sankoukizi] Googleアナリティクスでビューを複数作成する
まとめ
Googleアナリティクス上の参照記録に”adtiger.tk”というリファラスパムが記録されました。
同日に複数のサイトのリファラに記録されて、また、翌日にも記録され始めたので今回紹介したフィルタ除外設定方法でリファラから除外設定を行っておいた方がデータ精度を狂わされなくていいでしょう。
記録されているホスト名がどれ一つ同じ物が無いですが、ネットワークドメイン名がほとんど”voxility.com”となっており、アクセスされたトップページのタイトルが”not set”状態として記録されるのた特徴です。
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