こんにちは、B-K(@analyzesiraberu)です。
2015年12月に入り、”santasgift.ml”というリファラが記録され出しました。
この”santasfigt.ml”のリファラの数が、日々増えてきたので、調べてみました。
結果としては、Aliexpressのアフィリエイトリンクを踏ませようとしているリファラスパムっぽいです。
その”santasgift.ml”について調べた内容とGoogleアナリティクスでのフィルタ除外設定方法です。
santasgift.mlからのアクセス記録
別で運営している複数のサイトに、2015年12月4日頃から記録され始めました。
現在リファラのセッション数が6となっています。
アクセスしてくる国
”santasgift.ml”のアクセスしてくる国の情報として、”not set”と”ドイツ”が記録されています。
(not set)だけだったら、フィルタ除外設定で国の部分に”not set”を指定してあげれば記録から除外出来るのですが、”ドイツ”も記録されているので、このnot setを用いた方法では不完全です。
他の情報
Googleアナリティクス上で”santasgift.ml”が記録している他の情報です。
- 言語:en
- OS:Linux
- ブラウザ:Firefox
- ホスト名:全てバラバラ
- ランディングページ:全てトップページ
となっています。
ちなみに、この”santasgift.ml”はランディングページのタイトルを”not set”状態にしています。
ページタイトルを”not set”は除外設定する方法で、フィルタ除外出来るのですが、実際のアクセス記録上で弊害が出る可能性もあるのでまだこの設定では見送っています。
santasgift.mlをaguse.jpで調べる
毎回ですが、直接”santasgift.ml”にアクセスして調べるのは危険なのでaguse.jpで調べてみます。
外部リンクへリダイレクトの文字は表示されていません。
サイトのスクリーンショットは真っ白のままでした。
ただ、こういうリファラスパムをしてくるのは、何か理由があるので今度は、ゲートウェイの方でサイトのスクリーンショットを見てみました。
”santasgift.ml”を調べようとしたら、Aliexpressのサイトが表示されました。
URLのアドレス欄に、”~.com/?aff_platform~”の文字が表示されています。
多分、Aliexpressのアフィリエイトリンクを踏ませた状態にするリファラスパムなのでしょう。
”santasgift.ml”の外部と接続するオブジェクトに”aliexpress.com”が含まれています。
santasgift.mlをフィルタ除外設定
参照ドメインによるフィルタで除外する設定を行います。
簡単に説明しているので、詳しく知りたい方は参考記事を読んでみて下さい。
[sankoukizi] リファラスパムにうんざり!Googleアナリティクスでフィルタをかけて除外する!
Googleアナリティクスのフィルタを使って”santasgift.ml”のアクセス記録を除外します。
- Googleアナリティクス上のビュー内のフィルタをクリックします。
- 新しいフィルタを作成を選択します。
- フィルタ名を記入します。(自分でわかりやすいフィルタ名でいいです。)
- フィルタの種類でカスタムをクリックします。
- 除外を選択状態にして(デフォルトのまま)、フィルタフィールドに参照を選択します。
- フィルタパターンに”santasgift.ml”を記入します。
- 保存をクリックして完了です。
上記、フィルタ除外設定で”santasgift.ml”からのリファラスパムのアクセス記録を除外出来ます。
※フィルタ除外設定を行ってから、リファラスパムのアクセスが記録されなくなります。今現在のリファラスパムのアクセス記録は残ってしまうので注意しましょう。
また、リファラスパムのフィルタ除外をする場合にはビューを複数作成しておいた方がいいです。
[sankoukizi] Googleアナリティクスでビューを複数作成する
まとめ
12月に入ってから、”santasgift.ml”のリファラスパムが発生しだしました。
Aliexpressのアフィリエイトリンクを踏ませるリファラスパムっぽいですが、ドメイン名からしてクリスマス頃まで活動するでしょうからしっかりGoogleアナリティクスのフィルタ除外設定を行っておけば、データが狂わされる心配もないでしょう。
今度、もっと簡単に効率的なリファラスパムへの対処方法を紹介したいと思います。
コメント