2015年10月13・14日と連続でGoogleアナリティクスのオーガニック検索キーワードに記録され始めた”beat with a shovel the weak google spots addons.mozilla.org/en-us/firefox/addon/ilovevitaly/”とうキーワード。
以前にも検索キーワードへのスパム行為が記録されましたが、このキーワードにはすでに”ilovevitaly”というリファラスパムで見た事のあるキーワードフレーズが。
このキーワードスパムが何をしたいのかを調べてみました。また、このような邪魔な記録が残ったアクセス解析データも正確性に欠けるので、フィルタによる除外設定を行いました。
”beat with a shovel the weak google spots ~”というキーワード
2日間で14セッション数程ですが、アクセス解析の記録として残されています。
この”beat with a shovel the weak google spots addons.mozilla.org/en-us/firefox/addon/ilovevitaly/”という検索キーワードで検索してみると、何を目的にしているのかがわかります。
まあ、キーワードのフレーズの中に”addons”・”firefox”・”ilovevitaly”の文字列が含まれているので大方予想出来ますが。
Googleで該当検索してみる
Googleで検索してみるとこのように、ほとんど情報がない状態ですが、赤く囲まれた部分がこの検索キーワードスパムの目的だと思われます。
ちなみに、ここにアクセスしてみると
firefoxのアドオンページになります。
和訳された状態ですが、良く意味がわかりません。
ただし、下の赤い四角に囲まれた画像に見覚えがあります。
リファラスパムのサイトを調べているさいに画面をキャプチャした時に見ています。
ちなみに、”ilovevitaly”のドメイン名のリファラスパムの記事です。
[sankoukizi] satellite.maps.ilovevitaly.comはリファラスパム!新たなロシアからのスパム行為!
まさに、このアクセス記録を残している国は”ロシア”からなので、関連したスパム行為でしょう。
firefoxにアドオンとして組み込ませて、何か良からぬ事をしようとしているのではないでしょうか。
もちろん、アドオンを登録するわけもないですが、Googleアナリティクスの検索キーワードの記録にこの”beat with a shovel the weak google spots addons.mozilla.org/en-us/firefox/addon/ilovevitaly/”が残っても迷惑なので、フィルタで除外設定します。
フィルタ除外設定
いつもの通り、Googleアナリティクスのフィルタ機能を使ってビューデータから除外していきます。
今回は、全ての情報がセットされているのであえて、キーワードによるフィルタ除外を実施しました。
- Googleアナリティクス上のビュー内のフィルタをクリックします。
- 新しいフィルタを作成を選択します。
- フィルタ名を記入します。(自分でわかりやすいフィルタ名でいいです。)
- フィルタの種類は、”カスタム”を選択。
- 除外を選択後、フィルターフィールドで”キャンペーンのキーワード”を選択。
- フィルターパターンに、”ilovevitaly”をセット。もし、検索キーワードで”ilovevitaly”というキーワードがサイトの検索キーワードとして有り得るなら、範囲を少し広げて”firefox/addon/ilovevitaly/”などのフィルタパターンにしてもいいかもしれません。
- 最後に保存。
これで、キーワード検索の記録からフィルタ除外を使って”beat with a shovel the weak google spots addons.mozilla.org/en-us/firefox/addon/ilovevitaly/を除外します。
※フィルタ除外設定を行ってから、キーワードスパムのアクセスが記録されなくなります。今現在のキーワードスパムのアクセス記録は残ってしまうので注意しましょう。
併せて、下記フィルタ除外設定を行っておくとさらにリファラスパムに対して有効です。
[sankoukizi] Googleアナリティクスで98%以上のスパム記録を除外する方法!
まとめ
突如検索キーワードの記録に現れたキーワードスパムの”beat with a shovel the weak google spots addons.mozilla.org/en-us/firefox/addon/ilovevitaly/”
予想では、ブラウザのfirefoxのアドオンとして組み込ませて良からぬ事をしようとしていると考えられます。
キーワードスパムの記録がアクセス解析のデータに残っても迷惑なので、フィルタ除外設定を行いビューから除外しておきましょう。
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