rankings-analytics.comという参照先からアクセスが複数記録されたので、このリファラ元を調べてみました。
やはり、リファラスパムでした。
このrankings-analytics.comは外部へリダイレクトされるので注意が必要です。
このリファラスパムの情報とそれに対するGoogleアナリティクスでのフィルタ除外設定です。
rankings-analytics.comからのアクセス記録
別で運営しているサイトに2015年10月より記録され始めました。
”rankings-analytics.com”からのアクセスの記録があるのは、この別で運営しているサイトだけで、さらに別に運営しているサイトにはまだ記録されていません。
アクセスしてくる国
”イタリア”、”ブラジル”、”ペルー”など多国に渡っています。
他の情報
ホスト名・言語設定とも”not set”では無く、しっかりと情報が入っている状態です。
また、OSは”Windows”・ブラウザは”Chrome”となっています。
ネットワーク名にも情報が入っている状態です。
aguse.jpで調べてみる
毎度の事ですが、直接アクセスして調べるのは危険なのでaguse.jpで”rankings-analytics.com”を調べてみました。
”外部にリダイレクトされています”の注意文字が表示されました。
実際に表示されるサイトのURLの欄に”semalt.com”の文字が。
これで、完全にリファラスパム確定となりました。
ちなみに、”semalt.com”はリファラスパムで有名所です。
[sankoukizi] 100dollars-seo.comはリファラスパム!参照元に表示されてもクリックするな!
rankings-analytics.comをフィルタで除外する
ホスト名・言語設定に情報が含まれているので、参照ドメインによるフィルタで除外する設定を行います。
ホスト名・言語設定が”not set”の場合は、下記参考記事で対処出来るのですが。
[sankoukizi] Googleアナリティクスで98%以上のスパム記録を除外する方法!
簡単に説明しているので、詳しく知りたい方は参考記事を読んでみて下さい。
[sankoukizi] リファラスパムにうんざり!Googleアナリティクスでフィルタをかけて除外する!
Googleアナリティクスのフィルタを使います。
- Googleアナリティクス上のビュー内のフィルタをクリック。
- 新しいフィルタを選択。
- フィルタ名を記入(分かりやすい名前でいいです。)。
- フィルタの種類でカスタムを選択。
- 除外が選択されている状態で、フィルタフィールドに参照を選択。
- フィルタパターンに”rankings-analytics.com”を入力。
- 保存ボタンをクリックして完了。
上記、フィルタ除外設定で”rankings-analytics.com”からのリファラスパムのアクセス記録が除外されます。
※フィルタ除外設定を行ってから、リファラスパムのアクセスが記録されなくなります。今現在のリファラスパムのアクセス記録は残ってしまうので注意しましょう。
まとめ
”rankings-analytics.com”という紛らわしく、Googleアナリティクスなどを連想させるリファラスパム。
このリファラスパムの正体は、リファラスパムで有名な”semalt.com”へリダイレクトするリファラスパムでした。
Googleアナリティクスのトラッキングコードを勝手に悪用する方法ではなく、スパイウェアなどに感染したパソコンからアクセスされてくるので、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ソフト類にはどうしても記録されてしまいます。
そこで、今回紹介したフィルタ除外設定でリファラスパムの情報を除外設定してみて下さい。
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