こんにちは、B-Kです。
WEBサイトを立ち上げたら、アクセス解析を導入する管理者が殆どだと思います。
その中でもGoogleアナリティクスを導入されている場合が、かなりの数を占めるのではないでしょうか。
そのGoogleアナリティクスを狙ったスパム行為も多く存在します。
アクセス解析のデータを乱される前に、導入後真っ先に設定しておきたい事を紹介します。
Googleアナリティクスのデータ改ざん
これは、存在しないWEBサイトのGoogleアナリティクス上のデータです。
以前、記事にも書きましたがこのデータはGoogleアナリティクスへのスパム行為で記録された数字です。
Directセッション数自体もスパム行為によって改ざんされてしまいます。
[sankoukizi] GoogleアナリティクスのDirectセッション数にもスパム行為!
また、参照元(リファラ)を偽装してサイト管理者を誘導しようとするリファラスパムも横行しています。
[sankoukizi] リファラスパムにうんざり!Googleアナリティクスでフィルタをかけて除外する!
何も対策を施さない状態でGoogleアナリティクスを運用していると正しいデータによる分析が出来なくなってしまいます。
そこで、Googleアナリティクスを導入したら設定しておきたい事です。
ビューを新しく作成する
アカウントやプロパティを新しく作ると自動で”すべてのウェブサイトのデータ”ビューが作成されていますが、これは全てのデータを保存しておく用として触らずに新しくビューを作成してから、そのビューに対してフィルタ設定などを行っていきます。
[sankoukizi] Googleアナリティクスでビューを複数作成する
フィルタ除外設定
Googleアナリティクスのデータを改ざんするスパム行為は、リファラスパムやDirectスパム、検索キーワードスパムなどがあります。
そこで、それらに対処する為にフィルタによる除外設定を行います。
ホスト名によるスパム行為の除外設定
(2015/09/18 追記)
下記、言語設定によるフィルタ除外設定よりもさらに効率の良い設定です。
[sankoukizi] Googleアナリティクスで98%以上のスパム記録を除外する方法!
参考記事の設定を行ってから、下記の言語設定でのフィルタ除外をした方がいいです。
言語設定によるフィルタ除外
スパム行為をしてくるデータの半数以上は、Googleアナリティクスのアクセス解析データ上言語の部分が”not set”の状態になっています。
そこで、この言語設定が”not set”のデータをGoogleアナリティクスのフィルタ機能を使って、データ上から除外します。
詳しい設定の仕方は、参考記事を参照して下さい。
[sankoukizi] free-share-buttons.comリファラスパムをフィルターで排除する方法!
この設定を行っておくだけで、リファラスパムやDirectスパムなど半数以上のデータ改ざんを防げます。
まとめ
Googleアナリティクスを導入し運用していく上で、データを改ざんされるようなスパム行為はとても迷惑です。
正しいアクセス解析のデータ活用が出来なくなります。
そこで、Googleアナリティクスでのアクセス解析を始めたらこの設定を行ってスパム行為にたいする対策をして見て下さい。
データが改ざんされる前に対処しておいた方が信用性の高いアクセス解析、そして分析が出来るでしょう。
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