2015年11月26日にGoogleアナリティクスの参照先にに”black-friday.ga”というリファラが記録されていました。
ちなみに、このリファラが記録されたGAのプロパティは、Webサイトが存在していない自分がリファラスパムなどを計測するために作っておいただけのプロパティなので、これに記録された時点でGoogleアナリティクスのトラッキングコードを悪用したサイトとなります。
そこで、”black-friday.ga”というリファラスパムについて調べてみました。また、フィルタによる除外設定方法です。
black-friday.gaからのアクセス記録
この”black-friday.ga”というリファラスパムは、自分が設定しているフィルタ除外設定を抜けてきているので、個別に対応しないといけないです。
[sankoukizi] Googleアナリティクスで98%以上のスパム記録を除外する方法!
現在、セッション自体は1となっていますが、別に運営している複数のサイトは3だったりしています。
また、GoogleアナリティクスのトラッキングIDの枝番が2以上の場合はこのリファラスパムは記録されていません。
アクセスしてくる国
自分の運営している複数のサイトのGoogleアナリティクスの記録だと、全て”オランダ”となっています。
ひょっとしたら、他の方の場合は違うかもしれませんが。
他の記録されている情報
他の情報として、ホスト名にも情報が入っています。
また、OSは”Linux”・ブラウザは”Firefox”となっています。
black-friday.gaを検索してみると
Googleでこの”black-friday.ga”を検索してみると、”qualitymarketzone.com”が表示されています。
これも、以前調べたリファラスパムです。
[sankoukizi] qualitymarketzone.comはリファラスパム!
aguse.jpで調べる
毎度の事ですが、”black-friday.ga”が何をしようとしているのかaguse.jpで調べてみました。
とりあえず、外部へリダイレクトはされていません。
スクリーンショット
”black-friday.ga”のスクリーンショットを見てみると、Aliexpressのバナーが貼ってありました。
たぶん、アフィリエイトリンクを踏ませようとするリファラスパムなのでしょう。
black-friday.gaをフィルタ除外設定
参照ドメインによるフィルタで除外する設定を行います。
簡単に説明しているので、詳しく知りたい方は参考記事を読んでみて下さい。
[sankoukizi] リファラスパムにうんざり!Googleアナリティクスでフィルタをかけて除外する!
Googleアナリティクスのフィルタを使って”black-friday.ga”のアクセス記録を除外します。
- Googleアナリティクス上のビュー内のフィルタをクリックします。
- 新しいフィルタを作成を選択します。
- フィルタ名を記入します。(自分でわかりやすいフィルタ名でいいです。)
- フィルタの種類でカスタムをクリックします。
- 除外を選択状態にして(デフォルトのまま)、フィルタフィールドに参照を選択します。
- フィルタパターンに”black-friday.ga”を記入します。
- 保存をクリックして完了です。
上記、フィルタ除外設定で”black-friday.ga”からのリファラスパムのアクセス記録を除外出来ます。
※フィルタ除外設定を行ってから、リファラスパムのアクセスが記録されなくなります。今現在のリファラスパムのアクセス記録は残ってしまうので注意しましょう。
また、リファラスパムのフィルタ除外をする場合にはビューを複数作成しておいた方がいいです。
[sankoukizi] Googleアナリティクスでビューを複数作成する
まとめ
次から次へと現れるリファラスパム。
その都度対応していくのも大変ですが、アクセス解析のデータの精度を狂わされるよりはマシでしょう。
とりあえず、今回紹介したフィルタ除外設定で”black-friday.ga”のリファラスパムは除外出来ます。
コメント