こんにちは、B-Kです。
Googleアナリティクスのアカウント等を作成してまだ公開していないアクセス解析データを久しぶりに見てみたら、とんでもない状態になっていました。
GoogleアナリティクスのUAコードを勝手に使うリファラスパムだけでなく、Directのセッション数までカウントされていました。
このような事にならないようにするには、どのようにしたらいいかを解説します。
存在しないサイトのGoogleアナリティクスのアクセス解析データ
2015年3月10日にGoogleアナリティクスのアカウントを作成して、そのままにしていたアクセス解析データです。
期間は、2015年3月11日~2015年8月13日の約5ヶ月間で集計しています。
セッション数3,115、PV数3,490を記録しています。
実際には、登録していたURLにアクセスしてもサーバーが存在しませんの反応をするのでこのようなアクセス解析のデータが残るはずもありません。
リファラスパムのアクセス記録かと思っていました。
[sankoukizi] Googleアナリティクスのコードを勝手に使うリファラスパム
しかし、アクセス解析のデータを見ていたら衝撃の事実が。
集客ーすべてのチャネルを表示
Googleアナリティクスの集客の項目内のすべてのチャネルを表示させてみました。
Referral、Direct、Organic Searchの項目全てにセッション数が記録されています。
Referralのセッション数は、リファラスパムのアクセス記録は判ります。
しかし、存在しないサイトへDirectのセッション数が記録されています。
約5ヶ月間で1,452のセッション数。しかも、直帰率は100%。
Directアクセスされている期間
5月の始めから7月前半にかけて集中的に記録されています。
多い日は1日で、80以上のセッション数になっています。
アクセス記録されている国
アメリカからのアクセスを筆頭に、(not set)・中国、そして、日本など60の国からアクセスされている事になています。
アメリカからが半分の741セッション数。そして、(not set)が320、中国52、日本40となっています。
まあ、実際にアクセスしてきている訳ではないでしょうが。
アクセス記録されているOS
Directアクセス記録されているOSを表示させてみると、全て”Macintosh”になっています。
アクセス記録されているホスト名
アクセス記録されているホスト名を表示させてみると、全て”not set”となっています。
アクセス記録されている言語
アクセス記録されている言語を表示させてみたら、全て”not set”となっています。
Googleアナリティクスでのフィルタ除外設定
このようなアクセス解析データを乱すものは、なるべく記録から除外したいものです。
アクセス記録されている言語をみると”not set”になっているので、それを利用してフィルタ除外設定を行います。
[sankoukizi] free-share-buttons.comリファラスパムをフィルターで排除する方法!
参考記事でフィルタ除外設定している方法で、アクセス記録を除外出来るようになります。
※フィルタで除外設定をしても、設定以後のデータにしか反映されないので注意が必要です。
まとめ
丁度、参考記事を書いていたのが4月30日で言語が”not set”の物はフィルタで除外設定を行っていたので他のサイトでは、このようなDirectセッション数をかき乱すアクセス記録は残されていませんでした。
Directセッション数を乱すスパム行為には、ビックリさせられますが、その様な行為でデータを乱されるのでフィルタ除外設定にて早目の対処をしておいた方がいいでしょう。
コメント