こんにちは、B-K(@analyzesiraberu)です。
2016年もあと少しとなってきましたが、年末年始になるとリファラスパムも多くなってきます。
案の定、新しいリファラスパムが出てきました。
”という一見すると見間違いそうなリファラですが、アルファベットの ””k”の部分がロシアのキリル文字である”となっています。 ”
この”からのリファラスパムからのアクセス記録は、 ”トップページタイトルを”lifehacĸer.com/new-revolutionary-shell-from-lifehacĸer.com”と記録されます。
また、そのGoogleアナリティクスの1日の記録で結構なPV数を記録しているので、データ精度を狂わされてしまいます。
そこで、Googleアナリティクスの参照(リファラ)に記録された””について調べた内容とGoogleアナリティクスでのフィルタ除外設定方法です。
lifehacĸer.comからのアクセス記録
2016年11月30日に運営している複数のサイトにこの”
ページタイトルの部分で”lifehacĸer.com/new-revolutionary-shell-from-lifehacĸer.com”と記録されていたので直ぐに気付きましたが、そのページビュー数が別のサイトでは210となっていました。
また、直帰率が1.89%などデタラメな状態です。
アクセスしてくる国
この””を経由してアクセスしてきたようになっている国は、”ロシア”からとなっています。
このリファラが記録されているGoogleアナリティクスのビューでは、全てが”ロシア”からとなっています。
その他の記録されている情報
Googleアナリティクス上で””が記録している他の情報です。
- 言語:”Secret.ɢoogle.com You are invited! Enter only with this ticket URL. Copy it. Vote for Trump!”と偽装されています。また、en-usも記録されています。
- OS:iOS
- ブラウザ:Firefox
- ホスト名:lifehacker.comと偽装されています。
- ランディングページ:トップページ
- ネットワークドメイン:ertelecom.ru、clodo.ru
となっています。
特にランディングページがトップページとなっており、そのトップページのページタイトルを”lifehacĸer.com/new-revolutionary-shell-from-lifehacĸer.com”として記録されてしまいます。
lifehacĸer.comをaguse.jpで調べてみた結果
直接リンクを踏むのは危険なので、aguse.jpで”lifehacĸer.com”について調べてみました。
URLの部分が、”lifehacĸer.com”から”lifehacer.com”となっています。
そして、実際に表示されるサイトのURLが”http://ww1.lifehacer.com/~”となっています。
さらにaguse.jpの結果ページをスクロールしていくと、
バラクーダネットワークスが公開しているブラックリストに登録されているみたいです。
という事で、直接アクセスしてしまわないように注意が必要です。
スクリーンショット
もし間違ってリファラリンクを辿ってしまったら、このような画面が表示されているでしょう。
ハッキングツールとかパスワードハッキングとかの文字が見えて、非常に危険な臭いが漂うサイトです。
アクセス記録の精度がとても狂わされるので、早々に対策が必要です。
そこで、この”lifehacĸer.com”をGoogleアナリティクスのフィルタで除外設定をする方法です。
lifehacĸer.comをフィルタ除外設定する方法
参照ドメインによるフィルタで除外する設定を行います。
簡単に説明しているので、詳しく知りたい方は参考記事を読んでみて下さい。
参考記事 リファラスパムにうんざり!Googleアナリティクスでフィルタをかけて除外する!
Googleアナリティクスのフィルタを使って”lifehacĸer.com”のアクセス記録を除外します。
- Googleアナリティクス上のビュー内のフィルタをクリックします。
- 新しいフィルタを作成を選択します。
- フィルタ名を記入します。(自分でわかりやすいフィルタ名でいいです。)
- フィルタの種類でカスタムをクリックします。
- 除外を選択状態にして(デフォルトのまま)、フィルタフィールドに参照を選択します。
- フィルタパターンに”lifehacĸer.com”を記入します。手打ちで入力するとキリル文字の”ĸ”の部分を”k”と入力ミスしてしまう場合があるのでコピー&ペーストで入力した方がいいです。
- 保存をクリックして完了です。
上記、フィルタ除外設定で”lifehacĸer.com”からのリファラスパムのアクセス記録を除外出来ます。
※フィルタ除外設定を行ってから、リファラスパムのアクセスが記録されなくなります。今現在のリファラスパムのアクセス記録は残ってしまうので注意しましょう。(設定当日分のリファラスパムのアクセス記録は除外される事が多いです。)
また、リファラスパムのフィルタ除外をする場合にはビューを複数作成しておいた方がいいです。
まとめ
年末年始になるとリファラスパムが多くなってきます。
”lifehacĸer.com”は非常に紛らわしいリファラスパムで、トップページタイトルを偽装して記録され、さらにそのPV数も多く記録されるのでデータ精度も狂わされます。
そこで、早急にフィルタ除外設定を行って対策する必要があります。
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