こんばんは、B-Kです。
前回、Directセッション数にもスパム行為が来ている事を記事にしました。
[sankoukizi] GoogleアナリティクスのDirectセッション数にもスパム行為!
そのデータを見ていたら、この半年間の中でかなりセッション数などを乱すリファラスパムが最近、活動しています。
”floating-share-buttons.com”というリファラスパム。
どれ位セッション数を乱しているか、また、フィルタでの除外方法を紹介します。
floating-share-buttons.comのアクセス記録
ここ半年間のリファラスパムの記録です。
ちなみに、このサイトはGoogleアナリティクスのアカウントを作成済みですが、サイト自体は存在していない状態です。
ですので、このサイトへのアクセス記録が残るはずもありません。
GoogleアナリティクスのUAコードを悪用して、アクセスがあったように偽装するリファラスパムのみアクセス記録されています。
そして、ここ7月頃からリファラのセッション数をとてもかき乱すのが”floating-share-buttons.com”です。
4月頃や5月などにもサブドメインが付いた形でのリファラスパムのアクセスも記録されていました。
画像のリファラスパムのセッション数が1,704に対して、”free-share-buttons.com”のセッション数は、556を記録しています。
ちなみに、”floating-share-buttons.com”にサブドメインが付いた形でリファラスパムしてきていたのは、
- site1.floating-share-buttons.com
- site2.floating-share-buttons.com
- site3.floating-share-buttons.com
- site4.floating-share-buttons.com
- site5.floating-share-buttons.com
の5つが記録されています。
これらのサブドメインが付いたリファラスパムからのアクセス数は合計で、304を記録しています。
合計すると860ものアクセス数になります。
そして、現在(2015年8月14日現在)に、”floating-share-buttons.com”が猛威を振るっている状態です。
しかし、これらのリファラスパムは以前このサイトで紹介したフィルタ除外方法を行っておけばアクセス記録されていません。
[sankoukizi] free-share-buttons.comリファラスパムをフィルターで排除する方法!
アクセスしてくる国
アクセスしてくる国の記録は、多国に渡っています。
アクセスしてくる言語
アクセスしてくる言語は、全て”nost set”になっています。
これを利用して、Googleアナリティクスのフィルタで除外設定を行っておけば、アクセス解析のデータを乱される事はありません。
Googleアナリティクスのフィルタ除外設定
Googleアナリティクスのフィルタ除外設定で、言語の部分を”not set”の場合除外にする事によって対処します。
詳しい設定の仕方は参考記事で紹介しています。
[sankoukizi] free-share-buttons.comリファラスパムをフィルターで排除する方法!
このフィルタ除外設定を行っておくと、”free-share-buttons.com”のリファラスパムだけでなく、言語が”nost set”になっているリファラスパム被害を軽減できるでしょう。
まとめ
”free-share-buttons.com”のリファラスパムは、ここ半年間のリファラスパムの中で一番、リファラセッション数を乱します。
そこで、他のフィルタ除外設定よりも真っ先にこのフィルタ除外設定をしておく事をオススメします。
このフィルタ除外設定を行っておくと、これからも発生するであろう類似のリファラスパム行為を防いでくれるでしょう。
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